娘の受験の話

娘にとって
人生の中で、最初の大きな正念場でしょうか

こつこつ勉強することが好きな娘はきっと大学へ行きたいと言うだろうなと思っていましたが
しっかりと言い出したのは 高校へ入ってからで
でも 何処っていうことがなかなか決められず 間際までのんびりしていて親をやきもきさせました
ここの学校と決めてからも 行動を起こすのが遅くて これまた親をイライラさせました
ただ単に 私が短気で世話を焼き過ぎなだけなのかもしれませんが
自分でちゃんと考えて予定を組んで行動を起こせるのならいいんですけど
けっきょく 間際になって考えまとまらずで 親を頼ってくるんだから
人を巻き込むんなら 自分勝手にするんじゃない!ってよく叱りました
夏過ぎたころからは 自分がどうしたいか、何をすればいいか、
自分でできること、人に頼まなければならないことを 前もって考えるようになったようでした


受験の日は自分で乗り物も手配して一人で行くつもりにしていたようでしたが
友達も親と一緒に行くという子が多いのを聞いて 一気に不安になったようで
「お母さん 一緒についてきて欲しい」
もともと 不安はあったんでしょうが 
それでも自分で頑張らなきゃいけない!という気持ちでいたんだと思います
他人の言動に左右されやすいところは、私とよく似てるなと思いました


と言うことで私もい行くことになりましたが
黒子としてひっそりついて参りました
行きのバスの中でも あまりこちらから話しかけず・・・娘はひたすら音楽を聞いておりました
が 途中休憩したあとから 曲を聴くのを止めて 不安な面接の話ばかりしてきました
私の長所ってなに? 性格ってどう? 志望した理由は?・・・みたいなことを 今さらですがもう一度話して
京都駅到着
そこからは地下鉄で 大学の最寄り駅まで行く
だんだんそわそわしてくる・・・・そりゃそうだ
私もそわそわするけど 黒子は常に平常心で 動揺を悟られてはいけません

駅からは学校のスクールバスに乗る
ここで黒子母さんの役目は終わりです
「落ち着いてやってきなさい」と言ってバスを見送る
見送りながら「頑張って!」


娘と別れたあとは平安神宮へ行くことに決めてました
1か月前 剛くんのライブの余韻がまた甦るかなあなんて思惑からです
先月はもう暗くなってからの会場入りだったので 昼間の様子はまた全然違う
日曜で人の多さはありましたが 層が全然違うし・・・(^_^;)
11月と言うことで七五三参りの親子づれジジババづれが多かったです
あの時 自分のいた辺りからステージがあった辺りを見たり 
剛くんがいた辺りから 自分の席の辺りを見たり・・・娘が試験中に何やってるんだかです
とにかく本殿に娘のことをお参りしてうろうろするも 一人やし・・・落ちつかへんし
携帯電源切ってる娘にメール送ってみたり しばらく辺りで座り込んでいましたが 
やっぱり動いてる方がいいわ・・・と思って歩き出す
神宮通りを南へと下がって散策始めましたが 小一時間くらいで娘より
終わって今からスクールバスに乗るとメールが入る


さてここからが本日二度目の正念場
地下鉄に一人で乗ったことのない娘さんが待ち合わせ場所までたどり着けるでしょうかー!
田舎の電車やバスとはちょいと勝手が違いますから 一人市営地下鉄は高校生での初体験となる!
私の方が乗り換えがある分遅くなるかなと思いましたが、娘はまだ着いていなくて
迷ってるのかなと思いましたが 私の心配もよそに 2本あとの電車でケロッと現れました
子はたくましい!心配し過ぎだよお母さん(^_^;)


二人ともお腹ぺこぺこでしたが
娘は清水寺に行ったことないから行きたいと言うので 市バスで向かう
バスの中では 受験の様子をあれこれと話す
待ち合わせ場所に来た時の顔も明るかったので へこんではいないとは思ったけど
なかなかいい感じだったらしい
面接官との話も思ったよりも話せた 
練習したことは殆ど聞かれなかったけど結構応えることができた
他の学生は男子が多かった けどカッコいい子はいなかった・・・
いつもより口数が多くて 私はウンウンと聞いていればよくて心地良い
なにより楽しそうに話す娘の表情を嬉しく思いました
ここまで試行錯誤ありましたが やりきったことで 後はまな板の上の鯉です 結果を待ちましょう