バレンタインデーの思い出

記憶に残るバレンタインデーといえば高校生の頃だったかな
そもそもバレンタインの風習はいつ頃からあるのだろう
私が高校生の時は確実にありましたね・・・約30年前になるか(^_^;)


両思いのカップルにもバレンタインデーはイベントとしてあったけど
それよりも バレンタインと言えば
片思いの人へ勇気を出して思いを伝える日! という感覚が強かった
今のように 義理チョコ 友チョコが出て来るのはずっと後になる


高校生の頃迎えたバレンタインデーは ドキドキもの!だったように思います 
もちろん 片思い中の人へ思いを込めたチョコレートとを渡す決心をしてのことでした
詳細まで覚えてないし それこそ美化なりデフォルメしてるかもしれません(^_^;)



内気で大人しい高校生P子さんでしたが 人並に思いを寄せる人がクラスにおりました
そして訪れたバレンタインデー 
また人並に チョコレートを渡す準備を始めます
不器用なP子さんは手作りチョコなるものとは縁遠く 小遣いで明治のミルクチョコレートを買いました
今のように 飾られたチョコもあったように思いますが なぜに板チョコなのか・・・・
その時点で センスの無さと思いのショボさがうかがい知れる(+o+)
そして
なんて書いたかさっぱり覚えておりませんが 便箋何枚かの手紙を書いたように思います
今思うと ”あ〜もう ウザい” ”重い”
恋に不器用なP子さんは 板チョコと手紙を封筒に入れて ドキドキしながら2月14日を迎えるのでした


高校を卒業して 社会人となり 義理チョコなるものが幅を利かせるようになった
P子さんの勤めた会社では
お局女子社員が先導切って取りまとめ 男子社員へ義理チョコを渡す!という決まりがあってその点は楽チンでした
P子さんにも人並に彼ができ チョコを選ぶことが楽しいバレンタインデーを過ごすことになる
ドキドキしながら思いを伝えるという貴重なバレンタインデーは あの高校生のあの時だけだったように思います


あの時その後ですが・・・
社会人となっても 封をしたままの封筒をもっていました
渡さなかった?・・・渡せなかった?
う〜さっぱり覚えてない(ToT)
結局 覚えているのは ドキドキしながら明治のミルクチョコレートを買った事だけか(-"-) 
根性無しのP子さんは なんやかんや理由をつけて渡さなかったんでしょう
その彼には卒業する時に 思いは伝えた事は覚えています(ToT)
何年かして 封を開けてチョコを開けてみましたが 
・・・・・ご想像の通り かびるんるんだらけでした(^_^;)


友チョコ自分チョコなんてものが出てきて 今や誰でも お手軽お気軽に迎えるバレンタインデー
純粋に 胸が苦しくなるような思いを伝えたくて チョコに思いを込めてドキドキしながら渡す乙女が 今もちゃんと何処かにいるんだろうなあ
どちらがいいとか悪いとか思わないですが
そんなイベントがあることで人生めりはりがあってイイよね
めんどくさい!なんて 思わないで 自分の周りの誰かにわたしてみましょう
自分が動くことで波紋ができて何かを動かすことができるでしょう