法事

今日は朝から皆で私の実家へ出かけました 母の三回忌と祖母の七回忌の法要のためです

今日は法事が始まる前にある事件が起きました
おっさん(住職)が来られて さあお経が始まるという時です
ブチッ!パラパラ・・・という音が・・・
一斉に注目すると 叔父のもっていた数珠が切れてしまっていました
ザワザワザワ・・・縁起わるいなあ・・・なんで今切れるんや・・・まあ切れかかっとったんだろう・・・
今日は数珠無しやなあ・・・などと皆が一通り何か言ってはみるものの 叔父は苦笑いです
そして お経が始まる前に おっさんの説法が始まりました
「数珠が切れるというのは決して縁起の悪いことではないんです
 形ある物はすべていつかは壊れるものですから」

ふむふむ・・・一同納得 叔父も心なしか安堵の表情 さすがご住職だ

それから数珠の話が延々と続く
このおっさん 話が長いんだ〜
でも堅苦しい話じゃなくて 噛み砕いたわかりやすい話をされるので聞いていられる



今日は 父方母方の親戚がずらりと勢ぞろい
昨年は一周忌法要 一昨年が葬儀ですから 毎年集まっている事になります
おばの家族は隣の兵庫県ですが あとは近くの地域に住んでいるとはいえ顔を合わす事は殆ど無いので
実家の家族以外は1年ぶりになります

全員で30人くらい集まりますが だいたい半数が子どもたち
私の子供たちが一番年上高校生2人で 少しあいて中学2年生がひとり
あとは小学生から保育園児まで10名バタバタキャーキャーとはしゃぎまわるので 賑やか極まりない!
法要のあとの食事になると とりあえず母親隊は子どもに食べさせることからはじまり
一通り食べて満足した子どもたちが遊びに入ってから 大人女性の部が始まるってパターンです
わたしは子に手がかからなくなった分 叔父や叔母たちに加わることとなります
そんな中での話
私の父親の妹である叔母が今年○○歳だと言う
それを聞いてビックリ!私と20しか変わらないの!?嘘ーマジでー!!

そしたら叔母「あんたの子守りは私がしとったんやで」と言う
まだ 独身で実家にいた叔母は 織物業で一日中機織りをしている私の両親の代わりに子守りをしていたというのだ
叔母も勤めていたようなので 仕事終わってからや休日の時に子守りを手伝っていたらしい 
そっそうだったんだ・・・なんとなくヤバい雰囲気を感じていると
案の定 私の小さいころの話題になる
大きな音ですぐにビービー泣く子だったわー・・・から始まり
・・・そりゃあ 大きな音が鳴ったら たいていの赤ちゃんはビックリして泣くだろう
恥ずかしておもしろい写真がいっぱいあるわー・・・
・・・それはあんたが写したんだろう
我が娘と息子がニヤニヤしながら隣で聞いている
ヤバいヤバい・・・と今日は来てない従兄弟の話を振って切り替える

昔の話は盛り上がるけど ネタが自分となると話は別です
一枚一枚着てる物を脱がされてるように恥ずかしい・・・ちょっと大袈裟かな(^_^;)


法事も次は四年後です
葬儀から一周忌までは 哀しみがついてまわるけど
三回忌くらいになると 落ち着いた気持ちで 故人として向き合うこともできるようになる
この二年間を思い起こしながらお経を読みながら・・・
母との最後の別れの時に自分が言った事を思いだしていました


 私も○○(弟)も ちゃんとやって行くで安心してな 


はたして・・・今の自分はちゃんとやってるかな
この二年間 度々思い起こしながら自問してますが 
ちゃんとなんかでけへんなあ・・・よおあんな事言うたわ・・・(^_^;)
まあ 母も  ”そんくらいなもんや” って言うと思うけどね
いつまで経っても子どもですんません(^.^)/~~~