彼岸参り

お墓参りへ行ってきました

起きぬけジャージ姿で行こうとする子に激しく突っ込む


娘「えーどうせ墓しか行かへんのだろ」


私「今日は墓掃除とはちゃうで!ちゃんとした格好して行かな!」


出かける前にゴタゴタ・・・


墓地では 昨日の強風の名残りか いろんな物が散乱しておりました
まずはそれらを撤去して
水汲んで来て 花たてて 線香に火をつけて の私の言葉に

息子「命令してばっかしやん」と突っ込みが入る


私「言わな なんもせえへんやろ!」とすかさず返す・・・・


年に数回の墓参りも 一昨年 私の母が亡くなってから 
子供達は目的意識をもって墓参りができるようになったように思います
我が家は新宅なので まだ自家の墓はなく
本家や私の実家の墓参りをします
身内の死に接したことのない子供達にとっては 墓参りの意図があまりよくわかっていなかったようです
小さい頃は 親について来るだけでよかったけれど
いいかげん大きくなって だんだん面倒な行事になってくる
よその墓参りに行かなくてはならないし
おじいちゃんのお父さんとか言われても知らんし!ってな具合だ

  
さいころから可愛がってくれた 大好きなおばあちゃんが亡くなり
葬式を経験し 本当の別れを経験することで
人は死んだら どうなるか
残された人は どんな思いで どのように生きていくのか
 
それまで 言われるがままに手を合わせていたことが
亡くなった人を思いながらの行動になってきたようだ


娘「線香のけむり臭い〜」


息子「カラスがめっちゃこっち狙らっとる」


・・・・・少しは 変わったと思うのだが・・・



「このちっちゃい石は誰だっけ?」

「それは 犬の墓」

「えっ 犬がおったん?」

「おったよ 前にもゆうたやん」

「今 飼いたいわ」

「ダメ〜 あんた等が独立して 家を出ていったら お母さんが飼う!」

「えーーずるいやん」

「自分の家庭持ったら飼ったらええやん」・・・・・


供え物して それぞれに 手を合わせ

「合格したこと報告したか?」

「ああ してないわ」

「それ 大事やろ」

「そっか 合格しました〜!!」

「おめでとう!!」

「四月から 高校生になります!」


賑々しく 墓参りができました