お世話になりました

ここ数ヶ月はなかなか濃い日々を過ごしていました

すっかり落ち着くとまではいきませんが少し生活のリズムも調ってきました

 

先月義母が亡くなり先週二七日(ふたなのか)が過ぎました

夏から入退院を繰り返していたのですが、最後は家に戻り我が家で亡くなりました

今まで入院しても「帰りたい帰りたい」を繰り返していた義母でしたがこの夏は「今度は嫌言わんと、ここでゆっくり直してから帰るわ。家では忙しい思いさせてたけどあんたもちょっと休んでぇ」なんて、別人か!!?と思うようなことを話していました

最初は機嫌良く入院生活も送れていましたが思うように回復はせずだんだん容体も悪くなり、病院でできる治療も無いと言われ、「もう帰りたい」を繰り返すようになり家での介護を決めました

入院前と義母の容体はかなり変わり食事の介助から下の世話まで全介助が必要な生活になりました

仕事しながら続けるのは難しいかと考えましたが、在宅介護のために、今まではヘルパーさんの身体介助だけだったのを、新しく在宅医を決め、訪問看護師さんにも来てもらいました

そして旦那さんも娘もよく手伝っておばあちゃんと関わろうとしてくれて、仕事は時間調整してもらいながら続けられました

 

本人の希望もあり、自宅で最期を看取る・・・と簡単に決めましたが

我が家で過ごした最後の約一ヶ月は家族にとっては辛い時間でもありました

食べたいという物を用意したり、なるべく痛くないように辛くないようにと世話をしていましたが、してあげられることがだんだん無くなってくる、だんだん変わっていく本人の様子、身体の様子を見守りながら受け入れて過ごすことは結構辛いものがありました

家族と一緒だったから、訪問看護師さんやケアマネさんの助けがあったから送ることができた一ヶ月だったと思います

辛いことだけではなく、旦那さんや娘が積極的に介護に関わろうとしてくれたことは今までになく良いことで、おばあちゃんが亡くなってからの思いも態度も違うように思います

 

おかあさん

十数年の不自由なベッドでの生活からやっと解放されたね、辛かったねよく頑張ったねお疲れ様・・・満足な介護ができなかったけど私なりにおかあさんのお世話させてもらったことは幸せな時間でした。嫁に来て28年間たいへんお世話になりましたありがとうございました